こんにちは、かえでです🍁。今日は「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」について解説していきます。就職活動では、面接官からほぼ確実に「ガクチカ」を聞かれますが、どう準備すれば良いか迷っている方も多いのではないでしょうか。今回は、ガクチカを効果的に伝えるポイントや面接官が求めるポイントについて詳しくお伝えします。
ガクチカの失敗談から学ぶこと
まずは、私自身の経験をもとにガクチカで陥りがちな失敗例を紹介します。私は大学時代、部活動で「部長」を務めていました。一般的な「キャプテン」とは異なり、部の運営やルール作りを担当する役割です。コロナ禍で大会が中止になり、指標を持って成果を語ることが難しかった時期に、部の存続を目指して活動しましたが、この経験を就活の場で効果的に伝えるのは困難でした。
ガクチカの問題点
- 説明が複雑すぎる
部長の役割は「キャプテン」と混同されがちで、説明するだけで時間がかかってしまいます。面接の限られた時間内で背景を詳細に説明することは難しく、要点がぼやけがちです。 - 明確な目標がない
コロナ禍で大会が中止されていたため、「優勝」といった明確な目標がなく、活動自体の意義を説明しづらい状況でした。部員のモチベーション維持や新ルールの作成といった努力をしたものの、それを短時間で分かりやすく伝えるのは難易度が高かったです。 - 成果の数値化が困難
ガクチカでは、面接官は具体的な成果を重視します。部活の存続を目指した努力は伝えにくく、数値化が難しいため、結果を裏付けるものとしては弱い印象を与えがちです。面接官にとっては、具体的な数値や明確な成果が説得力を持つからです。
ガクチカで求められる要素
ポイント1: プレイヤーとしての実績
面接官が求めるのは、ビジネスの現場で結果を出せる「プレイヤー」としての実績です。例えば、「水泳部でインターハイで優勝した」「アルバイトで営業成績を上げた」など、具体的な課題に対して解決策を見出し、結果を出したエピソードが有効です。
ポイント2: わかりやすい課題設定と解決策
課題がシンプルで、解決策が明確な話は面接官に伝わりやすいです。たとえば、営業インターンで「売り上げ目標を○○万円に設定し、工夫を重ねた結果、達成した」という話は、数字が入っているためわかりやすく、説得力もあります。
ポイント3: 結果の数値化と行動の証拠
「何を」「どのようにして」「どのような結果を出したか」を具体的に伝えることが求められます。結果を数値化することで、説得力が増し、面接官もあなたの実力を評価しやすくなります。
面接官に伝わりやすいガクチカを作るには
面接官が最も興味を持つのは、仕事に関連した話です。特にインターン経験などの具体的なエピソードは面接官にとって身近で、仕事にどのように取り組むかを想像しやすいため、高評価を得やすいです。例えば、営業インターンの話であれば、「○○万円の売り上げ目標を設定し、課題に取り組み、結果として売り上げを○○%増加させた」といった具体例が効果的です。
さらに、経営者視点を持つことも重要です。自分の活動が会社の利益にどう貢献するかを示せれば、面接官の心に響くでしょう。例えば、「人件費や利益を考慮し、自分の活動が○○%の利益を生み出した」などの具体例を入れると、説得力が増します。
ガクチカのポイントまとめ
- プレイヤーとしての実績を強調: 課題に対して自分がどのように行動し、どんな結果を出したのかを伝える。
- わかりやすい課題設定と解決策: 簡潔で明確な課題と解決方法を話す。
- 結果の数値化: 数字を用いることで説得力を増す。
- 経営者視点を取り入れる: 自分の活動が会社にどう貢献したかを説明する。
就活では「分かりやすく」「具体的に」「結果を示す」ことが重要です。自分の経験を整理し、端的で具体的なガクチカを準備しましょう。皆さんの就活が成功することを心から願っています。
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